『Hope&Wish Partnersパートナーズ』というご支援して下さっている方々をご紹介するコーナーができました!    第1号は、カルビー株式会社 社会貢献委員長 二宮かおるさんです!

『Hope&Wish Partnersパートナーズ』は、私たちの活動を様々な形で支援するパートナーの方々を紹介するコーナーです。
本日は、カルビー株式会社 総合企画本部  カスタマーリレーション部 部長 社会貢献委員長二宮かおるさんに伺ったお話をご紹介します。

カルビー株式会社は、当法人の大事な支援企業の一つで、法人会員としてだけでなく、これまでに子ども達が大好きなカルビー商品をたくさんご寄付下さっています。毎回、子ども達は、大好きなじゃがりこや新発売のポテトチップスなど、たくさんの種類のカルビー商品のプレゼントに、目を輝かせて喜んでいます。
また、本年4月からは、二宮かおるさんには、当法人の評議員にも就任していただき、今後、様々なアドバイスもいただいていく予定です。

カルビー株式会社は、2011年3月11日、東京証券取引所市場第一部上場されました。
おめでとうございます心よりお祝い申し上げます。

今回は、東京駅のすぐ隣、丸の内トラストタワー22階のすばらしい眺望のカルビー本社にて、お話を伺いました。


【二宮さんのお仕事について】

4月1日から私は、総合企画本部カスタマーリレーション部 部長をしています。お客様相談室の対応、食育活動、社会貢献活動などをとおして、カルビーファンを増やすことが私のミッションです。特別なお客様「ロイヤルカスタマー」を現在の1000人から、10000人にすることも目標です。小学校に社員が出向いて行っている食育の出張授業は、これまで父兄や教師をふくめて累計19万人の方に受講いただいています。授業で出会ったお子様たちがカルビーの未来のファンになっていただければうれしいです。

カルビーについて】

 カルビーは原爆投下まもない広島で創業しました。米が不足していましたが、小麦粉からあられができないか、と開発したのが「かっぱあられ」です。当時、人気があった漫画「かっぱ天国」の作者、清水崑(しみずこん)先生にかっぱのキャラクターを描いていただき、パッケージに大きく掲載しました。

カルビー商品の歴史をご覧になりたい方はこちらからどうぞ!
http://www.calbee.co.jp/shohin/rekishi.php

その後、えびを生のまま丸ごと練りこんだ「かっぱえびせん」のヒットで全国に知られる会社に成長しました。かっぱえびせんを売り込みにいったアメリカでポテトチップスと出会い、さっそく日本での発売を決意しました。契約農家様から直接原料のじゃがいもを買い取るしくみは当時としては画期的なことでした。このように創業者、松尾孝はユニークな発想で他にまねのできない商品を生み出していきました。

のちにヒットする「じゃがりこ」や「Jagabee」も彼のアイデアから生まれています。経営者というより開発者だったと思います。カルビーの名前の由来は、カルシウムの「カル」とビタミンB1の「ビー」を合わせた造語です。どちらも戦後、日本人に不足していた栄養素です。お菓子を通じて社会に貢献したいという創業の精神が社名になりました。

【被災地の方達に向けて】

今回の震災で、宇都宮工場などが被災しましたが、幸い現在は、復旧しています。震災直後に義援金や商品の支援をおこなっていますが、被災地の復興には何年もかかります。今後も継続して現地での活動もふくめて支援を行う予定です。どこへ行ってもお菓子は人を笑顔にします。作っている私たちはそれを何より幸せに思っています。

編集後記:二宮さんは、いつお目にかかっても、温かい眼差しでお話をして下さる、とても素敵な女性です。同姓ながら、憧れるタイプの方です。カルビーのカルチャーを創り上げた松尾孝氏が、子どものことを考え、ただのお菓子ではなく、当時のような時代に栄養も考え、子どもが喜ぶお菓子を考えたことを伺い、「愛情」が基本にあって物が作られていくのだと感動しました。

http://www.calbee.co.jp/

今後、『Hope&Wish Partnersパートナーズ』では、当法人を様々な形でご支援下さっている個人、法人の方々をご紹介していきたいと思っています。楽しみにしていて下さい。