東日本大震災の被災者の皆様にお見舞い、申し上げます。

このたびの東日本大震災の被害を受けられた皆様に心からお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧と皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。

当法人の東京台場にあるオフィスは書棚が倒れ、公共交通機関も遮断され、また私の自宅では、今なお水道とガスが不通で、周辺の道路に大きな亀裂や各戸の外構部にも大きな損害が出ています。
しかしながら、宮城県青森県のように“人のいのち”が亡くなってしまうような最悪の状況ではありません。
その方々のお気持ちを察すると、本当に心が痛みます。

“やれば…できる!”
8歳の宮城県仙台市に住むお兄ちゃんが、妹の闘病を支えながらの生活で得て、私たちに話してくれた言葉です。

“一番の幸せは…家族で一緒にいること、いれること”
“大切なものほど…目の前にある”

その他にも、これまでにご参加されたウィッシュ・ファミリーの方々が、口を揃えたかのように私たちにお話し下さった言葉です。
厳しい現実に直面され、経験された方々、ご家族だからこそ、心の底から発せられる真の言葉です。

今、改めて、これらの言葉に…大きく私たちは勇気づけられます。

このたびの大地震も、私たちにとって大き過ぎる試練であり、今、生きていられる未来ある私たちにとっては、大きな教訓にもなります。

以前の暮らしに戻るまで、また、笑顔になれるまで、もう少し時間が必要かもしれませんが、最後まで諦めずに、“家族”と“大切なもの”に改めて感謝して…前へ進んでいきたいものです。

一緒に…頑張りましょう。

社団法人難病の子どもとその家族へ夢を
代表理事 大住力